巧妙な詐欺メールに備えるために/JFC記事・動画や関連記事【今週のファクトチェック】
AIを活用したと見られる不正アクセスによって、大量の個人情報の流出が相次ぎ、「詐欺メールが届いた」という報告もSNSで広がっています。詐欺メールは実在する公的機関や企業の名前やロゴを用いた巧妙なもので、誰のもとにも届きます。手口をまとめた記事がありますので、参考にしてください。
今週のファクトチェックまとめです。
今週のお知らせ
日本ファクトチェックセンター(JFC)は、ファクトチェックやメディア情報リテラシーに関する講師養成講座を月に1度開催しています。講座はオンラインで90分間。修了者には認定バッジと教室や職場などで利用可能な教材を提供します。
次回の開講は11月29日(日)午後4時~5時30分で、お申し込みはこちら。

今週のファクトチェック
高市首相「ウクライナのために増税」? 動画は発言の一部を切り貼り
「ウクライナのために増税するって国民の理解得られてるの?」と高市早苗首相を批判する投稿がXで拡散しましたが、誤りです。動画は会議での高市首相の発言の一部を切り張りしたもので、実際には、日本の防衛力強化のために「2027年1月から所得税には1パーセント上乗せになる」と説明しています。ウクライナを支援するために増税するとは述べていません。

富山県知事が「県民をインド人に置き換える」と発表? そのような発表はない
「富山県知事が、県民をインド人に置き換えると発表した」「義務を課し権利を制限する『多文化共生条例』でがんじがらめにした上で、外国人を受け入れる」と主張する投稿が拡散しましたが、誤りです。富山県・新田八朗知事はそのような発表をしていません。県の多文化共生条例の素案には、「県民は、多文化共生推進に協力するよう努めるものとする」とありますが、努力規定で、義務を課したり権利を制限する内容ではありません。

今週のプレバンキング
個人情報やカード情報、企業の情報漏洩を狙う偽メール・偽サイトに注意 共通する6つの手口は?
2026年夏以降、不正アクセスによる個人情報の大規模な流出が相次いでいます。また、SNSでは「偽メールが届いた」などの報告が多数投稿されています。
日本ファクトチェックセンター(JFC)は、カード会社や宅配業者を装って個人情報やカード情報を盗み取ろうとする偽メールについて、繰り返し注意を呼びかけてきました。同様の事例は、企業や団体名を変えて、繰り返し広がっています。今回は、これまで検証してきた事例に共通する6つの「手口」を紹介します。
この記事は、偽・誤情報の手口を知ることで、同様の情報を目にしたときに騙されにくくする「プレバンキング」という予防的な取り組みです。詳しくは、JFC用語解説「プレバンキング」をご覧ください。

今週の詐欺注意
セゾンカードを名乗る偽メールが拡散 送信元は不正アクセス発覚の「アララ」
セゾンカードを名乗り、「メルカリで25万円余りの利用があったが、決済は完了していない」という文面で、別のリンクへ誘導する偽メールが確認されています。送信元は、第三者による不正アクセスが発覚したメール配信サービス「アララメッセージ」で、見分けにくいため注意が必要です。

今週の動画
北朝鮮の金正恩総書記が死亡? 同日、北朝鮮メディアは視察と報道【ファクトチェック】
その他の関連記事
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IFCN condemns coordinated attacks on Faktoje of Albania(IFCN、アルバニアのファクトチェック団体Faktojeへの組織的攻撃を非難)- Poynter

EU、TikTok「動画おすすめ機能」は違法との見解 子どもに悪影響で - 日経新聞

判定基準などはJFCファクトチェック指針をご参照ください。
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