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「(画像)イグハラ:存在自体がハラスメント」をテレビが解説というのは誤り 過去のネタ投稿が拡散【ファクトチェック】

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「(画像)イグハラ:存在自体がハラスメント」をテレビが解説というのは誤り 過去のネタ投稿が拡散【ファクトチェック】

テレビ局のニュース番組で「イグハラ(存在自体がハラスメント)」を紹介したとされる画像が拡散しましたが、誤りです。この画像は元々別のアカウントがネタ画像として投稿したもので、現実のニュース番組ではありません。 検証対象 2024年2月14日、「"イグハラ"とか出た当時は笑い話扱いだったんだけど、チー牛という概念にあらゆるヘイトが集まっていく昨今の𝕏 を見ていると『存在自体が罪』ってのがマジで洒落にならなくなってきてんね」というポストが拡散した。投稿には様々なハラスメントを紹介する画像が添付されている。この投稿は2月16日現在、151万回以上の表示と1.2万件以上のいいねを獲得している。 返信欄では「ハラスメントつければなんでも正当化できると思ってそう。やってることが子供のイジメと変わらない」「イグハラってもう独裁スイッチじゃん…」などの反応があった。 検証過程 この画像は元々は別のアカウント(以下、画像制作者)がネタ画像として投稿したものだ。2021年2月17日の元投稿では「ハラスメント最終形態 #こんなハラスメントはいやだ」という文言とともに同じ画像

By 日本ファクトチェックセンター(JFC)
池上彰氏の番組の「左翼は『在日的』な考えをする人」は誤り 加工された画像が拡散【ファクトチェック】

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池上彰氏の番組の「左翼は『在日的』な考えをする人」は誤り 加工された画像が拡散【ファクトチェック】

池上彰氏が出演したテレビ朝日の番組で、池上氏が「左翼は『在日的』な考え方をする人」と説明したとする画像が拡散しましたが、誤りです。番組で使われた「左翼は『革新的』な考え方をする人」という画像を加工したものです。 検証対象 2024年2月4日、テレビ朝日の番組内容と見られる画像とともに「暗に右翼が日本人で左翼が在日と言っちゃってるじゃん」というポストが拡散した。画像は右翼を「『昔ながらの日本』を大事にする人」、左翼を「『在日的』な考え方をする人」と説明し、後者は人物が「つり目」になっている。このポストは2024年2月9日現在、30万回以上の表示回数と1300件以上のリポストを獲得している。 検証過程 拡散した画像は、池上彰氏が出演するテレビ朝日の「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(2010ー2011年放送)のタイトルロゴの入ったイラストだ。日本ファクトチェックセンター(JFC)が拡散した画像について、テレビ朝日に問い合わせたところ、「改変された画像です」という回答を得た。 検証対象に似たイラストの画像は2010年7月14日放送の「そうだったのか!

By 日本ファクトチェックセンター(JFC)
「日テレが『セクシー田中さん』の記事を全消ししている」は誤り 広告ブロッカーがあると表示されない【ファクトチェック】

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「日テレが『セクシー田中さん』の記事を全消ししている」は誤り 広告ブロッカーがあると表示されない【ファクトチェック】

「日テレが『セクシー田中さん』の記事を全消ししている」との言説が拡散しましたが、誤りです。公式サイトを検索すると、検索結果は正常に表示されます。検索結果が表示されない場合は、広告ブロッカーなどの影響があると考えられます。 検証対象 2024年1月29日に投稿されたポストは「日本テレビのサイトからマジ全消ししてる」などという文言とともに、日テレ公式サイトで「セクシー田中さん」「芦原妃名子」の検索結果が0件の画像を添付していた(現在はポストは消去)。 記録が確認できる1月29日時点で1000万回以上の表示と、6万件以上のいいねを獲得した。 検証過程 日本テレビ公式サイトからサイト内検索をすると、「セクシー田中さん」「芦原妃名子」の両方の検索結果は正常に表示される。 しかし、広告ブロッカーを利用すると「検索結果0件」になる場合がある。広告ブロッカーはウェブブラウザやアプリに表示される広告を非表示にするツールだ。 例えば、Chrome拡張機能AdBloxを使用した場合、検索結果が0件になる。 判定 日本テレビの自社サイトには「セクシー田中さん」や芦

By 日本ファクトチェックセンター(JFC)
「G7広島サミットでのゼレンスキー大統領の会見をNHKが打ち切って大河ドラマを放送した」は不正確

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「G7広島サミットでのゼレンスキー大統領の会見をNHKが打ち切って大河ドラマを放送した」は不正確

G7広島サミットが閉幕した2023年5月21日夜、NHKがゼレンスキー大統領の会見の放送を打ち切って、大河ドラマを放送したという言説が拡散しましたが、不正確です。NHKはゼレンスキー大統領の演説をほぼ最後まで放送しており、大河ドラマのために打ち切った事実はありません。 検証対象 G7広島サミット最終日の5月21日、ゼレンスキー大統領は広島市の国際会議場で記者会見し、その様子をNHKも放送した。 放送後に「NHKがゼレンスキー会見を打ち切った」という内容のツイートが複数投稿された(例1,例2)。さらに「大河を放映するために打ち切ったのではないか」というツイートも投稿され、複数のまとめサイトが「【悲報】NHKさん、ゼレンスキー大統領会見をぶった切って大河ドラマ・・・」などという内容を拡散した(例1,例2)。 リプライには、「おいおい、何のためのNHKだよ」「これ公共放送と言える?! 高い受信料とって」「こんなぶざまな中継で受信料よこせと?」などの投稿があった。 検証過程 ゼレンスキー会見を放送した21日午後7時からのNHK総合テレビ「ニュース7」は、イン

By 宮本聖二
「アルフィヤ候補に1分で6000票の不正疑惑」は誤り。有効票の確認によるもので開票速報では一般的【ファクトチェック】

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「アルフィヤ候補に1分で6000票の不正疑惑」は誤り。有効票の確認によるもので開票速報では一般的【ファクトチェック】

衆議院補選千葉5区で初当選した英利アルフィヤ候補の得票数について、NHKの報道を元に開票中に1人の候補者だけ「1分で6000票が増える」不審な動きがあったかのような投稿が拡散していますが、誤りです。千葉県選挙管理委員会の発表に異常な動きはありません。開票所の一部でアルフィヤ候補への投票の表記が有効か無効か確認する作業があり、その後に確認された得票分が一気に加算された、とNHKは報じています。 検証対象 2023年4月23日に投開票があった衆院補選千葉5区で、初当選した自民党の英利アルフィヤ候補の開票で不正があったと疑う情報が拡散した。 投稿は、NHK開票速報の画像と共に「1分で6000票 たまたまやんね?w」などのコメントがつけられている。矢崎堅太郎候補(立憲民主)が4万4000票で変わらないなか、1分の差で英利アルフィヤ候補の票数だけが急激に増えたように見えると指摘している(例1、例2)。表示回数が40万件、引用を含めたリツイート数が3000件を超えるものなど複数の投稿がある。 投稿のハッシュタグには、2020年アメリカ大統領選で「票が急激に増えた」と指

By 宮本聖二
「岸田首相の襲撃を捉えたカメラは事前に事件を知っているようで茶番だ」は誤り。一般的なプロの撮影手法【ファクトチェック】

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「岸田首相の襲撃を捉えたカメラは事前に事件を知っているようで茶番だ」は誤り。一般的なプロの撮影手法【ファクトチェック】

岸田文雄首相の襲撃事件を撮影したTVカメラは、投げ込まれた爆発物や確保される容疑者の姿をはっきりと捉えていました。それを理由に「(事前に知っていた)茶番だ」という言説が広がっていますが、誤りです。プロの撮影者は事件の瞬間を逃さないための経験を積んでおり、一般的な撮影手法です。 検証対象 2023年4月15日に発生した岸田首相襲撃事件で、現場にいたTVカメラが事件を事前に知っていたかのような映像を撮影したことから、「茶番だった」という言説が拡散した(例1、例2)。ツイートでは「茶番くさw」「このカメラワークは段取りを知っている者が見せるものです。(中略)普通なら『なんだ?なんだ?』と躊躇逡巡するはずですが皆無です これはありえない」などの投稿があった。 引用リツイート欄には反論もあったが「すぐにカメラむけるとこ、なんかおかしくね?」「脚本ありきの茶番だと偽物のキッシーが教えてくれているのに」「ここのエキストラたちなんぼもらってるんやろ!」などの反応があった。Twitterでは周囲の人がこの事件を「演じた」と主張するハッシュタグ「#クライシスアクター」が拡散し

By 宮本聖二, 日本ファクトチェックセンター(JFC)
「反原発デモの空撮、報道されなかった」は誤り。国内メディアの撮影で別のデモの写真【ファクトチェック】

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「反原発デモの空撮、報道されなかった」は誤り。国内メディアの撮影で別のデモの写真【ファクトチェック】

「反原発デモの空撮」とされる写真が「当時メディアが報じず、国民は知らなかった」などという文言とともに拡散しました。これは誤りです。写真は2015年の安保関連法案に反対する集会を共同通信など国内メディアが撮影した光景で、多数のメディアが報じています。 検証対象 拡散したツイートには、国会正門前がデモ参加者で埋め尽くされている様子を空撮した写真が添付されている。ツイートには以下の文言がある 安倍政権時代は少なくとも3回以上、この規模のデモはあった。 でも、ほとんどの国民は知らなかった。 mediaが報じなかったから。 また、「この画像が世界中に流れてから、警察は民間のヘリによる空撮を禁止した」とも書かれている。 投稿は4月11日時点で240万回以上表示され、1万2000RTを超えている。返信欄には報道を見たという意見もある一方、「こんなのあったの知らなかった」などの反応もあった。 検証過程 この画像を右クリックし、Googleレンズで検索してみると、ほぼ同じ構図の写真を掲載した記事が複数見つかる(例1、例2、例3、例4)。記事や写真のキャプションによる

By 日本ファクトチェックセンター(JFC)
「ロシアはナチスと戦っているとCNNが結論」は不正確【ファクトチェック】

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「ロシアはナチスと戦っているとCNNが結論」は不正確【ファクトチェック】

「ロシアがナチスと戦っているというプーチンの発言は正しいとCNNが結論」という内容のツイートが拡散しています。CNNの報道に基づくものですが、不正確です。ウクライナの義勇兵と著名なネオナチ関係者との繋がりに言及していますが、ロシアがナチスと戦っていると結論づけているわけではありません。 検証対象 「ロシアはネオナチと戦っているとCNNが認めた」という情報が拡散している(例1、例2)。リツイート・引用リツイート数1400、表示回数17万1000件を超えているものもある(4月4日現在)。 ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻について「ナチズムのイデオロギーが現代的な形になり、再びロシアの安全を直接脅かしている」などと主張していることを肯定する内容だ。 このツイートのリプライ欄には、「アメリカではいろんなことが始まっているからな〜。日本でも遅かれ早かれそうなるよ」「あらら逃げに入ったのね…」といったコメントが寄せられている。 検証過程 検証対象のツイートに添付されている動画では、欧州を中心に活動する調査報道機関べリングキャットに所属するジャーナリストのツ

By 日本ファクトチェックセンター(JFC)
「『日本の漫画は小児性愛を助長』と糾弾したCNNプロデューサー、女児をレイプし逮捕」はミスリード【ファクトチェック】

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「『日本の漫画は小児性愛を助長』と糾弾したCNNプロデューサー、女児をレイプし逮捕」はミスリード【ファクトチェック】

ニューヨーク・ポストの英文記事を共有し「『日本の漫画は小児性愛を助長する』と糾弾したCNNプロデュ―サーが女児(9)をレイプし逮捕された」などとするツイートが拡散していますが、逮捕された元プロデューサーが日本の漫画を糾弾していたというのはミスリードです。 検証対象 2022年12月17日、顔写真とともに「『日本の漫画は小児性愛を助長する』と糾弾していたCNNプロデューサー、女児(9)をレイプし逮捕」と書かれたツイートが拡散した。表示回数は12月26日現在、675万回に及ぶ。 ツイートは、ニューヨーク・ポストの英文記事を引用している。「母親に3000ドルを渡し娘(9)をレイプ」「余罪多数、女児へ度々『性的服従訓練』を実施」「『年齢を問わず、女性は女性』『全ての女性は性的に従順で男性より劣っているべき』と語る」とも記している。 リプライやリツイートには「助長された結果やらかした」「こういう主張をしている人達は、当人がそういう嗜好を持つ人間だという証明」というコメントがある一方で、デマであることを指摘するコメントも多かった。 同様の情報については、保守速報やS

By 日本ファクトチェックセンター(JFC)