情報プラットフォーム【JFC用語解説】
情報プラットフォームとは、インターネットで膨大な情報を収集・整理し、利用者に届けるシステムです。情報の発信と受信を媒介する役割を担うため、現代社会の最も重要なインフラの一つとなっています。
新宿駅のプラットフォームを想像してみてください。新宿駅にはたくさんの路線が乗り入れ、多くの乗降客がいる。だから、新しい路線を作るときも新宿駅に通す計画を考える。その結果、さらに乗降客が増えて新宿駅の価値が高まる。
このようなネットワーク効果が、情報プラットフォームでも働いています。
ニュースアグリゲーター型
アグリゲートとは収集するという意味で、ニュースを様々な媒体から集め、整理してユーザーに届けるサービスがニュースアグリゲーターです。
例えば、Yahoo!ニュース、LINE NEWS、SmartNewsなどがこれにあたります。

SNS(ソーシャルメディア)型
ユーザー自身が投稿し、お互いに情報を共有するSNS(英語圏では一般的に「ソーシャルメディア」と呼ぶ)も、情報プラットフォームの一つです。
例えば、Facebook、Instagram、Xなどがこれにあたります。

動画共有型
動画専門のプラットフォームも存在します。もともとは一般ユーザーの投稿共有が中心でしたが、ユーザー数が増え、コンテンツのリーチを伸ばすためにテレビ局や新聞社などのマスメディアも活用するように。まさにネットワーク効果です。
例えば、YouTube、TikTokなどがあります。

その他
Google検索のようなサービスやネット掲示板サービスなども、情報プラットフォームの一種です。
これらの情報プラットフォームは、膨大に集まる情報を、各ユーザーにパーソナライズして届けるためにアルゴリズムを活用しており、アテンションエコノミーの論理に基づいて、より極端なアルゴリズムになっていく傾向があります。
その結果が強化なフィルターバブルとエコーチェンバーとなり、社会の分断と対立を進めます。
情報プラットフォームはもはや単なる便利なツールではなく、電気や水道に近い公共的なインフラです。私たちはその恩恵を受けつつ、その課題も理解し、賢く使いこなすリテラシーが求められています。
判定基準などはJFCファクトチェック指針をご参照ください。
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