国民民主党・小竹凱氏がタンクトップ姿で街宣する画像? AIで生成【ファクトチェック】
国民民主党の小竹凱氏がタンクトップ姿で街頭演説する姿が拡散しましたが、画像はAI生成です。画像の右下にはGoogleのAI「Gemini」で生成されたことを示す透かしがあります。
検証対象
拡散した投稿
2026年1月20日、「寒いのに元気だな」という文言とともに、国民民主党の小竹氏がタンクトップ姿で街頭に立つ画像つき投稿が拡散した。

検証する理由
1月22日時点でこの投稿は140件以上リポストされ、表示回数は54万回を超える。投稿について「さすがにやばい」「国民民主ほんとに良識のない人間が増えたよね」というコメントの一方で「頼む!!生成AI使うときは『生成AI』とかタグつけてくれ!!」という指摘もある。
検証過程
拡散した投稿は、1月20日に投稿された小竹氏の投稿を引用している。石川県金沢市の西念交差点で街頭演説をしたという内容だ。
添付された画像の3枚目は、背景左上の旗や右側に写る車の位置などが完全に一致している。表情や手の角度なども一致する。

しかし、拡散した画像の右下には、ひし形のようなマーク(黄色丸)がある。これはGoogleのAI「Gemini」で画像を生成した際に表示される透かしだ。
また、拡散した画像のポスターに写る小竹氏は口を閉じている(赤丸)。小竹氏がSNSに投稿している他の画像のポスターは全て口が開いている。
これらから拡散した画像は、小竹氏がXに投稿した画像をGeminiで一部改変したものと見られる。
ツールも「AIの可能性が非常に高い」と判定
画像がAI生成かどうかを判別するツール「Image Whisperer」で、今回拡散した画像を判定すると、「AI生成の可能性が非常に高い」という判定だった。
判定
拡散した画像は生成AIによるもの。小竹氏がXに投稿した画像をGeminiを使い一部改変している。
あとがき
AI技術の進歩により、誰でも簡単に画像を加工・編集できるようになりました。2025年からネット上で拡散するAI画像や動画は急増しており、政治や選挙に絡むものも少なくありません。
画像や動画を見てもすぐに信じず、発信源・根拠・関連情報を確認しましょう。JFCでは生成AI画像の見分け方に関する解説記事も公開しています。
JFC”ファクトチェッカーが実践している生成AIによるディープフェイクの見分け方【解説】”
検証:木山竣策
編集:古田大輔
判定基準などはJFCファクトチェック指針をご参照ください。
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