衆院選で連合が国民民主不支持を表明? まとめサイトによる誤り【#衆院選ファクトチェック】
2026年2月8日投開票の衆議院議員選挙について、連合が国民民主党を支援しない方針を示したかのような投稿が拡散しましたが、ミスリードで不正確です。連合北海道の須間等会長が、国民民主党の北海道1区での現職擁立の方針を非難したと複数のメディアが報じていますが、組織として連合が国民民主党全体の不支持を表明したわけではありません。
検証対象
拡散した言説
2026年1月19日、「連合、国民民主党を支援しない方針」という投稿がXで拡散した。

検証する理由
1月22日現在、投稿は4580回以上リポストされ、表示は207.5万件を超える。
投稿には「北海道だけの話じゃないの?」などの指摘もあるが、「まさか連合が『中道』支援に回るとかはないですよね?」「連合の支援などいらないでしょう」など投稿を真に受けた反応も多いため、検証する。
検証過程
参照元の北海道新聞に記述なし
検証対象の投稿には、まとめサイト「Tweeter Breaking News —ツイッ速!」の記事へのリンクが付いている。タイトルは掲示板サイト5ちゃんねるのスレッド「連合、国民民主党を支援しない方針」で、記事には、北海道新聞の「国民民主の北海道1区擁立方針『受け入れがたい』 連合北海道会長が非難」という記事へのリンクがついている。
北海道新聞の記事は、連合北海道の須間等会長が、衆院選の北海道1区に国民民主党が同党現職の臼木秀剛氏を擁立する方針を固めたことを非難したという内容だ。
北海道1区について、連合北海道が国民民主党の候補擁立に反発しているという記事は他メディアも報じている(HTBニュース”衆院選 道内情勢 国民民主党 比例選出議員を小選挙区に擁立 支持母体は立憲推薦で反発必至”1月17日)。
しかし、北海道1区に限った話で、連合が全国で国民民主党を支援しない方針を表明したという内容ではない。
連合はサイトで推薦を公表
連合はウェブサイト上で、連合が推薦する候補者の一覧を公表している。1月22日現在、山形2区、栃木5区、埼玉2区など合計12名の国民民主党候補を推薦している(連合”第51回衆議院選挙推薦候補者一覧”)。
判定
2026衆院選について、連合が「国民民主党を支援しない方針」を表明したかのような投稿が拡散した。まとめサイトによるもので、参照元の記事は北海道1区に限った話。連合が全国の国民民主党候補の支援をしないと表明したわけではない。よって、ミスリードで不正確と判定する。
出典・参考
HTBニュース.”衆院選 道内情勢 国民民主党 比例選出議員を小選挙区に擁立 支持母体は立憲推薦で反発必至”.1月17日.https://www.htb.co.jp/news/archives_35412.html,(閲覧日2026年1月23日).
連合.”第51回衆議院選挙推薦候補者一覧”.https://www.jtuc-rengo.or.jp/senkyo/51th_shugiin/syo-senkyoku/,(閲覧日2026年1月23日).
検証:根津綾子
編集:古田大輔
判定基準などはJFCファクトチェック指針をご参照ください。
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